SCALA

2021.10.21
株式会社スカラ

「逆プロポ」サービスが、2021年度グッドデザイン賞を受賞しました

 当社の逆プロポサービスが、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「GOOD DESIGN AWARD 2021」におきまして、2021年度グッドデザイン賞を受賞しましたので、お知らせいたします。

■グッドデザイン賞とは

 1957年の開始以来、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動として、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。さらに、複雑化する社会において、課題の解決や新たなテーマの発見にデザインが必要とされ、デザインへの期待が高まっています。グッドデザイン賞は、審査と多様なプロモーションを通じて、デザインに可能性を見出す人びとを支援し、デザインにできること・デザインが生かされる領域を広げ、豊かに、創造的に生きられる社会に貢献しています。

 当社では、「逆プロポ」のサービス開始以来、官民共創によって多くの社会課題の解決に挑戦してきました。社会課題を事業で解決したい企業と、自前だけでは全ての住民サービスを提供できない自治体を逆転の発想で繋ぎ、共創の力で社会をアップデートしています。また、そうした過程で、多種多様な「言語化されていない社会課題」をデータとして蓄積し可視化することで、課題解決のみならず課題自体を炙り出し、多くの企業や自治体と共に解決していく、データによるビジネスの動きを加速させています。
 今回のグッドデザイン賞では、そうした挑戦を評価いただき、これまでの実績と共に今後のポテンシャルについての期待を頂いたものと捉えています。本受賞によって得られた「逆プロポ」に対する価値を官民共創における信用として、一層のサービススケールを加速度的に進めてまいります。

〜審査委員の評価〜
 自治体が持っている情報や視点を超えた公募ができないという課題を、企業からの提案をベースにすることで、より幅広い問題解決と効果的なマッチングを実現しようという取り組み。これまでにも非公式には行われていたコミュニケーションを可視化し正式なプロセスとすることで、より多くのプレーヤーの参画を促しうる。逆公募プロポーザルという仕組みそのものはまだ発展途上ではあるが、実現が困難なスキームですでに実績が出ていること、過程で集まる情報をデータベース化し、その公開を検討中という広がりが評価された。

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